思い出の詰まったビニールハウスを解体
新規就農したときに
いろいろと考えて大型のビニールハウスを建てた。
4月からの営農に間に合わせるために
これを10人くらいの親戚や知り合いの人たちで
丸1日の突貫工事で完成させた。
2012年4月4日未明
暴風によって倒壊したこともあった。
新規就農して3年目。
いきなり借金スタートの年となってしまった。
農業の稼ぎも少ないのに
なんで自分ばかり
こんなにも試練を与えられるのかと
とても辛く悲しかった。
それでも家族の協力があって
その後は何とか持ち直すことができた。
小玉スイカを栽培したこともあったな。
いろいろ試行錯誤していたこの時期が一番楽しかった。
スチューベン葡萄もたくさん収穫した。
最後の年は長男も栽培に参加して楽しかった。
毎年、両親がご近所さんにお裾分けする
のが恒例行事だった立派なスチューベン葡萄。
そんな思い出の詰まったビニールハウスも
新規就農してから12年が経ち
自分の体力的なことや
親の協力が難しくなってきたこともあって
解体することを決めた。
寂しさもあるが
しょうがないことである。
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