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ごしょつがる農協、農業法人組織を設立へ
ごしょつがる農協(本店・青森県五所川原市)が、管内(同市とつがる市木造地区)の農業法人で構成する「担い手法人会」を設立する。農協を通さない独自の販売網を持つなど法人は農協と距離を置く傾向が強いが、両者が協力体制を築くことで、農協は法人からの農産物の集荷量増加、法人は経営、栽培ノウハウの強化につなげる。
9月2日に農協や管内の十数法人が参加して設立総会を開く見込み。県農協中央会や同農協によると、コメや果樹、野菜などの生産振興に向けた部会は各農協にあるが、農協が法人で構成する組織をつくるのは県内で初めてという。
県内では高齢化や後継者不足を背景に農地を手放す農家が増えており、農協への農産物の集荷が将来的に減少していくことが懸念される。このため、農協は、離農者の農地を引き受けている農業法人と協力体制を築き、集荷量を維持することが必要と判断した。
一方、法人にとっては農協から経営や栽培方法の支援を受けられるなどのメリットがあり、今後、担い手法人会が農協と法人の意見交換会を開く予定。新型コロナウイルスの感染拡大が収束すれば、県内外の農業施設の視察も検討する。
(2020年8月27日 Web東奥)
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