スイカが安い
近所のスーパーを覗いてみると関東圏(千葉・茨城)の大玉スイカ1玉(2L)が1,000円前後、小玉スイカ1玉(6玉L~M)が500円前後で売られていた。
これじゃ市場手数料、箱代、運賃を引かれたら手元にいくらも残らないんじゃないの。
スイカ潤沢 下げ基調 猛暑は望み薄 平年並み価格へ
(農業新聞 7月5日)
スイカの相場が下げ基調だ。今年は各産地とも天候に恵まれ、生育良好で、出荷が前年、前々年を上回るペースで増えているため。7月上・中旬に前年のような記録的な猛暑になる可能性は低く、京浜市場では主力の鳥取、千葉からの出荷量が増え、長野や山形の後続産地からも前年を上回る潤沢な入荷が見込まれる。このため、前年のような高値にはなりにくく、価格は平年並みに落ち着きそうだ。 6月の旬別の日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は、下旬から前年割れした。下旬の入荷量は前年の25%増、前々年比8%増とそれぞれ多く、大玉、小玉ともに今後も安定した入荷が見込まれている。東京都内の卸売会社は「入荷は潤沢で、昨年のような高値は期待できず、価格は平年並み。需要を伸ばせるかは今後の天候次第」とみる。
6月までのスイカの販売について、産地はおおむね好調だったと受け止める。JA全農とっとりでは6月30日までの販売単価は前年比1%安とほぼ前年並みだった一方、数量は39%増と4割近く増えた。交配後の4、5月の気温が高めに推移し、比較的雨が少ないため順調に生育した。「スーパーにも売り場を広げてもらい、カット売りの販売アイテムも増えている。極端な気温低下が来ない限りはまずまずの販売になりそう」(果実課)と期待する。
昨年は入荷が減った時期と7月上・中旬に気温が高く、需要が増えた時期が重なり、高値となった。昨年の高単価を受けて新潟県では、日本海に面した新潟市の砂丘地で葉タバコからスイカへの転換が進んだ。昨年と比べ大玉で30ヘクタール、小玉で10ヘクタール増えている。JA全農にいがたは「7月に出荷する作型が多いので、今週から出荷が増えそう」とみる。京浜市場に10日の入荷を予定する後続のJA全農長野は「22日の週がピーク。山形などの産地と出荷が重なり、量が多くなるこの時期をどう販売するかが相場の鍵を握る」とみる。
スイカの需要は気温が左右する。6月の旬別の平均気温は平年を下回って推移し、涼しい日が続く。東京都の青果店は「今はまだ朝晩が涼しいので販売はいまひとつ。日中の気温が30度を超えると売れ出す」と、今後の気温上昇に期待する。
今夏の気温について気象庁は「7月は全国的に平年並み。8月は西日本・沖縄地方で平年並みからやや高めで、その他の地域は平年並みの夏の暑さになりそう」(気候情報課)と話す。昨年の梅雨明けは広い範囲で7月8、9日で、平年と比べ約2週間早かった。「今年は梅雨明けが極端に早まることはなさそう」(同)とみている。
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こちらの地区は7月下旬から8月下旬まで出荷が続く。ウチでは他の農家さんより遅く出荷はお盆のちょっと前からを見込んでいる。
今から心配してもどうにもならないんだけど。
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