11年産米概算金引き上げ/全農 【WEB東奥 9/10】
全農県本部は9日、農協に出荷する農家に対して前金として支払う2011年産米の概算金(仮渡し金)を決定した。一定条件を満たしたJA米(1等)は「つがるロマン」が60キロ当たり1万300円、「まっしぐら」が1万円。全国的なコメ余りから大幅に下落した10年産に比べ、それぞれ1800円、1700円引き上げた。需要動向は不透明なものの、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響で他県産の市場価格が値上がりしていることから増額を決めた。
同本部米穀部の唐牛春彦部長は「これほど先が見通せない年はない」と苦渋の表情を浮かべつつ、「農家の手取り(額)を上げ、生産意欲を高めてもらえるよう、最大限の概算金を設定した」と話した。
全国の全農グループの概算金は、10年産はコメ余りから2千円前後下がったものの、11年産の決定分は軒並み上昇しており、新潟県産コシヒカリは前年比1800円増、北海道産きらら397が同1500円増などとなっている。
(WEB東奥 9月10日)
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