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県と東北農政局青森農政事務所は26日、2010年の「農林業センサス」の本県の結果(概数値)を発表した。農業就業人口は8万496人で、05年の前回調査に比べて1万5670人(16.3%)減り、農家と法人組織を合わせた農業経営体の数も14.5%減の4万4667となった。一方、法人化している経営体数や、10ヘクタール以上の規模の経営は増加し、農業経営の大規模化が進んでいることを示した。
(東奥日報 11月26日)
農業者の高齢化、跡継ぎ不足問題などによる離農者の増加、その離農者の農地を農業法人や大規模農家が集約しているという図式。
うちの集落も農業やっているのは自分を除いて70歳以上の方たちばかりなので、将来的にその農地の大半は自分が引き受けざるを得なくなるだろう。
税務署から「青色申告決算説明会のお知らせ」が届きました。
(もうすぐ12月だからね。そろそろ決算の準備しないと)
私の場合、特に棚卸しするものもないし、減価償却資産も少ないし、専従者もいないし、とりあえずソリマチ農業簿記7を使って帳簿管理をしているので、現時点での決算書はできあがりました。今後は微調整するだけでたぶん大丈夫だと思うけど。
今回の説明会の中でも農業所得に関しては個別に4回あるので参加していろいろ聞いて来ようと思います。
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【青色申告関係(これまでブログで取り上げたもの)】
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県の巡回指導がありました。
これは、県の就農事業により農業研修を受けた認定就農者が対象であり、主に就農後の現状についての聞き取りが行われます。
また、認定就農者として就農計画に沿って農業経営が進められているかを確認され、修正する点などについて担い手担当の職員さんからアドバイスを受けることができるという利点があります。
適切なアドバイスを受けられるので本当に助かっています。
職員さんも私が減農薬や作業の効率化を図ったり、小玉スイカやカボチャを栽培してその一部をスーパーへ卸して販路を確保したりしていることもあって(ちゃんとやっていると判断?したのか)少し安心したようでした。
実は私が就農相談の時から一貫して米農家として就農したいと言い続けていたため、職員さんの間では心配の種だったみたいです。
その時はこうと決めたらまっしぐらという感じで聞き分けの悪い子でしたから。
それでも嫌な顔一つせず付き合っていただき心から感謝しています。
(まだまだご心配をおかけすると思いますが・・・ スミマセン )
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※ ワケあり長芋は完売しました。
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今月の初めに従姉妹の結婚披露宴がありました。
総勢300名超の大披露宴。すごい
新郎新婦の人徳ですね。
笑いあり、涙ありのすばらしい披露宴でした。
お二人ともお幸せに~
さて、この日のためにうちの娘もおしゃれしました。
ヘアメイクも奥さんの知り合いのスタイリスト3人がかりでばっちりやっていただきました。
新婦さんにお花を渡す係だったので
すごく張り切っていた娘。
朝から晩までプリキュアな生活をしている娘なので
ひらひらドレスが超お気に入りだったみたいです。
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以前、ブログで戸別所得補償の支払いが始まったということをアップしました。
で、本日、私の通帳にも
・米戸別所得補償モデル事業交付金の定額部分
・水田利活用自給力向上事業交付金
が振り込まれましたが、悲しいお知らせが2つ。
1つは、既に報道されていますが水田利活用自給力向上事業交付金(長いな~)が減額交付されたということです。
水田利活用~とは、減反したところに転作作物を栽培し、その栽培品目によって10アールに対して15,000円、10,000円、5,000円が支払われるものです。
で、私が作付けしたカボチャは15,000円→12,855円、小玉スイカは10,000円→8,570円に減額されてしまいました。
普通考えたら転作するとしたらやっぱり15,000円の高額ねらいになると思います。今回はその高額に集中したことで交付金の不足が生じたということらしいのですが。お粗末。
もう1つは、戸別所得補償と直接関係ありませんが、米の概算金に返納が生じたことです。
地区のJAでは全農で出した概算金額に上乗せして農家に支払いました。これは米価の急下落に対応するためでした。秋払いもあるので。
それが、現状維持どころか返納することになろうとは。
返納額は1俵(=60kg)あたり1,000円。
対応策として支援資金の緊急貸付けをするそうです。
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TPP参加以前に米農家はダメになってしまいますよ。
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いろんな意見があると思うけど、私はTPP参加には反対である。
経済が立ち行かなくなるとか言う人もいる。
日本のモノは外国にウケがいいから輸出できるという人もいる。
農業者は自信を持ってとか言う人もいる。
農業者の中でもTPP参加に賛成の立場を取っている人もいる。
遅かれ早かれ日本の農業はダメになるのだからTPPに参加したほうがいいという人もいる。それは暴論であるが。
賛成、反対には「経済ありき」で考えるのか「農業ありき」で考えるのかという違いがあると思う。
私は農業ありきという考えである。
先祖代々受け継がれてきた農地を守ることがいちばん。
確かに生活するためには経済が良くてお金が回ってというのが正解にいちばん近いとは思うが、日本の農業はそんなものではないと。
ただの精神論で現実的ではないのはわかっている。
でもそれが私の考え方。
みんなそれぞれの考え方がある。
私はTPP参加に反対である。
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私は、政府はTPPに参加すると思っている。
ただそんな感じがするだけで理由はわからないが。なんとなく。
だからTPPには反対だけど農業で生き残る道も考えなければならないと思うようになった。
私のまわりでもTPP参加を念頭に農業経営を考えようという動きになりつつある。
例えば、これからの農業について、米は手を掛けてある程度値段が高くても良いものをとか、野菜は外国から入ってこない(入ってきたとしても少ない)品目を作付けするとか。何人かで集まるとそんなことをよく話したりする。
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本県が生産量日本一を誇る「りんご」。
これまでも外国産のりんごが輸入され、大型スーパーの店頭に1個50円とかで並んだりしたことがある。しかし外国産のりんごがすごい売れたとか聞いたこともないし、ずっと店頭では見掛けてもいない。
それはなぜか。
美味しくないし、安全でない感じがするからだと思う。
特に「安全」という点が重要なんだと。
だから本県のりんごにとって外国産は脅威に成り得なかったと思う。
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TPPに参加して安い輸入物が大量に入って来るのは目に見えている。
でもそれを買うかを決めるのは消費者である。
だから、私たちの方を買ってもらえるように、外国産に対抗できる安全、安心な良いものを作っていきたい。
青森県弘前市常盤野湯段から臨む岩木山
すごく天気が良かったので早朝からドライブに出掛けました。
行き先は岩木山の麓にある嶽温泉(だけおんせん)。
雰囲気が好きでよく行きます。
温泉には入ったことないけど(笑)
ひなびた感じの温泉街通りがいいですね。
平日の朝はまったく人通りがありませんでした。
(春秋の観光シーズンはすごいんだけど)
ここに来たら、なんと言っても足湯。
朝日を浴びながら
そっと足を入れて・・・
熱つっっっっっっっっ
(湯温50℃はあったかも)
温泉の入替えしたばかりだったのね
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【お知らせ】
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青森県東北町産 ワケあり長芋 販売中
(ちょっと宣伝させて下さい)
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いつもお世話になっている
脱サラ就農日記 http://chigu2.blog43.fc2.com/
のちぐちぐさんのところで長芋掘りがはじまりました。
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ちぐちぐさんの話しでは今年の長芋は良品が多いみたいです。
が、それでもヒラや曲がり、傷ものなどの規格外というものは出てしまうそう。
そのワケあり長芋を今年もみなさんにネット販売するそうです。
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4月の販売時に注文しましたがすごく甘味があってうまい!!です。
2回も買ってしまいました。食べ過ぎ(笑)
クックパッドなんかでいろんな食べ方があるのでお試しするのもいいかも。
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箱の中は長芋がびっしり詰まっています(写真は10kg入り)
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形は不揃いだけど土付き新鮮とれたてです!!
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【関連記事】 ナガイモ三昧 http://shiroken6818.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-9f08.html ナガイモ三昧2 http://shiroken6818.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-2bb8.html ナガイモ三昧3 http://shiroken6818.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-2bb8.html ・
商品のラインナップ
5kg入り 1,000円(税込・送料別)
10kg入り 1,800円(税込・送料別)
はっきり言って超お得!!
家庭用に、業務用に、身近な方へのおすそ分けに
青森県東北町産ワケあり長芋をぜひどうぞ。
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※注文方法
注文フォームは『脱サラ就農日記』の左バー上部にあります。
この前から就活に入っています。
ブログでも少し話したけど(就活~農閑期のアルバイト探し)、現実はホント厳しい。
それで、先週から結果待ちになっていたところなんですが・・・
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断ってやりましたよ
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というのも、なんか適当な感じにあしらわれたのが癪に障りまして。
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2~3日中に結果を連絡することになっていたのに一週間経っても音沙汰ナシ。
この時点で心情的にアウト!!(でもガマンしてみた)
どうしたのかな~、と思い確認の電話を入れると、ナント!?就業時間、就業場所など条件の違うものを言い出し、それを断ると「採用を見送らせていただきます」なんてツレッと言う始末。連絡遅れの謝罪は一切なし。ブチッ!!
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こっちから願い下げですよ
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そんな雇ってやっているんだという上から目線が頭にきたし、もし向こうの条件で採用になっても好きなように使われるのが嫌だったので、丁重にお断りしました。逆に。
ホントに時給645円(最低賃金)で威張るな!!と言いたい。
しかも、こんな手口で求人するなんて最低だ。
雇用・労災・厚生保険もどうなんだろう?
(賃金以外の勤務条件が良すぎると思ったんだよな)
会社も大変なのは分かるけどさ
こういうところって結構あるんだろうね。
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仕事を選んでいる場合ではないけど
こんな会社は絶対嫌だ~~~~~
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ということで
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うっ憤を晴らしたので
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リセットぉぉぉぉぉ~
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就活はまだまだつづく
あ~、時間損した気分。
また就職先探さねば。
この状況から脱却するために
来年は作付け増と栽培品目増、冬の農業で収入アップを目指すゾ!!
脱サラした意味がないからね。
いつもお世話になっている
脱サラ就農日記 http://chigu2.blog43.fc2.com/
(私が就農するきっかけとなったブログです)
のちぐちぐさんのところで長芋掘りがはじまりました。
規格外のいわゆるワケあり長芋をネット販売するそうです。
詳しくは、当ブログ最上部のお知らせ記事をご覧ください。
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※注意
販売フォームは『脱サラ就農日記』にありますが、現在、クローズしています。
ワケあり長芋がある程度まとまってからの販売となりますのでご了承下さい。
販売開始時に『脱サラ就農日記』でお知らせ致します。
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農林水産省は15日、本年度からコメで先行実施されている農業の戸別所得補償制度の交付金の支払いが、同日以降19日までに新たに本県、宮城、石川など8県で始まると発表した。
(WEB東奥 11月15日)
通帳に入金された途端に右から左へサササーッていっちゃうけどね。
スキー場で有名な岩手県安比高原へ家族旅行に行ってきました。
ここのホテルに泊まるのは2年振り。
本館とタワー館があって今回はタワー館。それも結構上の眺望の良い部屋でした。
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スキーシーズン前ということでいろんな格安宿泊プランがあるのも楽しみです。
今回は「カニ食べ放題」プランを選択しました。
(地元食材も盛りだくさんでした)
自称カニ好きですが・・・
もう一生分は食べたし当分いいかな
翌朝、スキー場ではこんな光景が見られました。
斜面に並んで人工降雪機が試運転。
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何となく得した気分です
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米トレーサビリティ法が来年7月から産地表示を義務付けることに関連し、消費者庁が未検査米にも産地名の表示を認める方向を示したことに対し、JA全中、全農は5日までに、反対の意見書を同庁に提出した。全中などは「農産物検査による第三者証明に比べ、信頼性に不安が残る」と指摘。産地表示は現行通り、検査を受けた玄米・精米に限るよう求めた。
10月に施行された同法は、来年7月から米や米加工品の産地表示を義務付けている。これに併せ同庁は、同法が義務付ける履歴情報をもとに、農産物検査を受けていない玄米・精米でも産地表示を認める方針を打ち出した。現行では検査を受けていない米は「未検査米」としか表示できないが、今後は「新潟県産」などと産地名を表示できることになる。
全中、全農の意見書は、この品質表示基準の見直しに対し、同庁が広く国民から意見を募集したことから、JAグループの考え方として出した。意見書では「(米トレサ法の)産地情報がどの程度正確に伝達されるかの検証がないまま、それを根拠に拙速に表示を認めるべきではない」と強調した。
その上で検査を受けた米は未検査に比べて60キロ当たり500~1000円程度の高値で取引されていることを挙げ、「検査を根拠とした表示は、結果的に品質規格の役割も果たしている」と説明した。
(日本農業新聞 11月9日)
全部が全部、産地表示することで信頼性に不安が残るとは思わない。
お客さんが商品を選ぶ目安のひとつではあるけど。
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直販されている小規模農家の方々を例にすると有機・無農薬・天日干しなどそれぞれ付加価値を付けて非常に頑張っておられる。(あこがれはあるけど現状ムリ)
知り合いにも有機栽培でさらに「今摺り米(いまずりまい)」を目玉としてネット直販している方がいる。
※今摺り米とは籾の状態で保管しているものを注文に応じて籾摺り、精米して販売するというもの。土に播けば発芽する。米が生きている状態。
しかし、産地表示をするためには米を玄米の状態にして検査しないといけないので、ある程度まとまった注文が入ってから籾摺りして検査を受けており、お客さんの手元に届くまでのタイムラグが生じてしまうらしい。
普通に直販している方はほとんどが検査後の玄米を通年保管して販売時に精米しており、今摺り米は特殊な例ともいえるけど。どちらが新鮮な米かといえば言わずもがなである。
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法が実施されることで農家はお客さんに新鮮な今摺り米を提供できる。
藤崎秋まつり「第22回ふじさき いきいきまつり」は最終日の3日、同町常盤地区の町農業者トレーニングセンターで、メーンイベントの「ジャンボおにぎり」作りを行い、たくさんの来場者でにぎわった。
昨年は普通サイズのおにぎり約1500個を並べ約2.2メートルの高さに積み上げた「おにぎりピラミッド」が作られており、恒例のジャンボおにぎり作りは2年ぶりの復活。
今回は常盤地区産の「つがるロマン」の新米10俵(約600キロ)を使用し、県産ヒバの木枠8段に津軽みらい農協良質米生産部会、同農協女性部ら17人が丁寧に詰め込んだ。
最後に木枠を外し、のりで文字を張り付けると作業開始から1時間で高さ約1.8メートル、横幅約2.1メートル、奥行き約1.5メートルのおにぎりが完成。スタッフや来場者は万歳三唱で出来上がりを喜んだ。
また、会場では子供たちも参加して長さ12メートルのジャンボロールケーキ2本も作られた。おにぎりは約1万3000個に握り直され、ケーキは約1000人分に切り分けられて無料配布された。
同農協の菊地幸正良質米部会長は「今年はコメの収量が減って生産者は落ち込んでいる。元気づけるためにも気合を入れた。うまくできた」と話した。
(陸奥新報 11月4日)
いいですね~
こういうイベントは大好きです。
使用されるご飯は部会員の方々の持ち寄りだというのを聞いたことがありますが、家庭によって炊き方もいろいろでしょうね。一応「普通炊き」で統一しているのかな?
米農家を取り巻く情勢は依然厳しいものがあります。みんなが元気に暮らせる日がきっと来るということを願いたいです。