東北農政局青森県拠点は22日、2020年産水稲の市町村別収穫量などを発表した。つがる市は10アール当たり収量(単収)が680キロ(19年産比1キロ減)で、3年連続で東北1位となった。同市は作付面積が7810ヘクタール(同40ヘクタール増)、収穫量が5万3100トン(同200トン増)で、単収と合わせ三つの指標で県内トップとなり、10年連続で「3冠」を達成した。
青森県の20年産水稲はおおむね天候に恵まれたため生育が順調で、作況指数は105の「やや良」だった。ただ、南部・下北地域ではヤマセの影響で低温の日があり、作柄が良好だった19年産からは減少したとみられる。
(2020年12月22日 WEB東奥)
東北1位おめでと~!!
先週末、普段使いのデスクトップパソコンが故障した。
使い始めてから5年以上、HDDは1回交換いているが、それ以外は問題なかったのだが。
外出先から戻ると部屋中がビニールでも燃えたかのような臭いがした。元をたどるとデスクトップパソコンの電源ユニットと判明、そのまわりが熱を帯びていた。
本体の電源は入るが後面のUSBポートの反応がない。それで前面のUSBポートにキーボードとマウスをつなぎなおして、とりあえずUSBメモリに必用最低限のデータをバックアップした。HDDは生きているので取り外して別保管。
電源ユニットの交換を考えたが、とりあえずの急場しのぎができたらと思い中古パソコンを購入した。
県外のショップで購入したが注文した翌日には配達された。すごい。安価な中古パソコンでも今まで使っていたものよりスペックは高い。
ここからはソフトのインストールやデータの移動など面倒くさい作業に没頭。
復旧まで1日半、これで何とかなりそう。
こういう事態が起きてはじめてパソコンの依存度が高いことを思い知らされる。
先日、地区の農業共済で来年の収入保険の手続きをしてきた。
今回は対象面積は変わらないが、米と枝豆の作付面積の割合に若干変更があった。
保険期間は1月1日から12月31日までで、保険料は12月26日と翌年8月26日の2回払いとなっている。
収入保険はすべての農作物を対象に自然災害による収量減少や価格低下も含めた収入減少を補填する。米の概算金が下落した場合も基準収入金額に到達しない場合補填される仕組みだ。
我が家では米の概算金が下落した分を枝豆が補った形であるが、今のところ僅かに基準収入金額に到達していないので保険の対象となる可能性がある。
収入保険は、もしもの時に大いに役立つと思っているし、入っていることで安心感も大きい。
先日、市内の保健センターで職場健診を受けてきた。
新型コロナウイルス対応で人数制限されているのかいつもより空いていた。
で、いつものことだが健診の時に限って血圧測定の数値が高くなる。普段は正常値なのだが。呼吸を整えて何回もやらされる度に記録更新となる。特に健診では手動ではなく腕を差し込む自動測定器を使うものだから最終200オーバーとなる。自動測定器で段々締め付けられていくのが不快であり、数値が100・・・150・・・170・・・190・・・と目に見えるのも緊張に拍車をかける。心の中で自分に落ち着くよう言い聞かせてもそれもダメ。やり直しを待っている検査員にも都合が悪い。まったく対処できないのである。
そんな自分のような人はたまにいるそうで、そういう人を白衣高血圧症というらしい。
一概には言えないが、白衣高血圧症は普段は血圧が正常値であるが、病院や健診などの環境の変化により極度の緊張が要因で起こるもの。
解消方法として呼吸を整えるとか時間をおいてやるとか緊張をほぐすと良いそうだ。
しかし健診は流れ作業なので到底無理である。なので診断結果は高血圧の要観察または要精検となる。要精検だと通院して診察結果を職場に報告しないといけない。
自分のような人のために、最低でも手動で優しく測定してもらいたい。
来作の枝豆栽培計画を立ててみた。
ダウンロード - e69e9de8b186e6a0bde59fb9e69aa6efbc92efbc90efbc92efbc91.xlsx
☝※クリックすると栽培計画2021が見られます
作付面積は11アール減って69アールとした。
まず、早生種の味香風と湯あがり娘を止めて、中晩生種の青森福丸と晩生種の在来毛豆の2品種にした。
味風香はマルチ栽培と個人選果の手間が掛かり、田んぼ作業とも時期が被ることが多い。本当はお盆前の収入確保ができればと思ったが、その分は青森福丸でいくらでも挽回できると思うので止めることにした。部会で推奨している割に取り組む農家は限られている。とても残念だ。
湯あがり娘は来年から共同選果が廃止となり個別選果のみ荷受けとなった。理由は出荷形態にある。青森福丸などは選果後に3kg箱にバラ詰めするのに対し、湯あがり娘は選果後に300gの袋詰めをした10袋を、さらに3kg箱に詰めなければならない。それと出荷量の多い青森福丸の出始めと選果作業が被るため、我が家が湯あがり娘を少量出荷するたびに選果ラインの品種切替えをしなければならない。要は手間が掛かってしょうがない、迷惑だったということだ。だからといって個人選果をするのは無理なので止めることにした。今年は新型コロナウイルスによる外食産業の衰退もあり需要が減ったのも事実。個人的に最も気に入っている品種で、我が家の準主力だっただけに悔やまれる。
青森福丸と在来毛豆の収穫は2021年8月15日から9月30日までを見込んでいる。
稲刈り前に終わらせるよう頑張りたい。
昨日は家族みんなでインフルエンザの予防接種に行ってきた。
今まではきちんとした食生活と手洗い、うがいをしていれば乗り切れると思っていた。今年は新型コロナのこともあるし勤めている家族は発熱すると2週間出勤停止になるもので。
やっておけば安心である。
先日、地区のJAから新型コロナ関連の経営継続補助金2次募集の案内が届いた。
この手の案内がJAから来るのは珍しい。1次募集の案内は記憶にない。それには何か理由があるわけで、そもそも国では受付期間を10月19日から11月19日までとしているが、JAでは受付期間は10月30日から11月6日までとしている。急な感じが否めない。
すでに1次募集は審査が終了し、該当する農林漁業者は公表されている。
その公表された事業内容の見出しだけを見るととても間口が広い感じがする。これであれば1次募集を見送った農家も躍起となって申し込むに違いない。JAは申請手続きの支援機関だから農家からの問い合わせが殺到したのだろう。で、案内の発出につながったと推察する。
1次の応募者は事業内容を相当吟味したと思うし、それを1つ1つ審査をした有識者も選定が大変だっただろう。1次募集の審査が遅れたのはそこにあると思う。職務怠慢だとは思わない。ま、自分が新規就農時に利用した補助金なんか審査以前に途中で政権交代があって遅れたからね。事業期間内に申請した農業機械を購入できないとかあるかも知れないが・・・もともと応募者全員が選ばれるものでもないから。
締め切りまで3日。
それまでに農機メーカーに在庫と納入可能時期を確認し見積りを取らなければならない。
どうしようか考えている。
先日、農機具メーカーに枝豆脱莢機の部品を注文した。
枝豆脱莢機も3年目になり部品の欠落や損傷も目立ってきたところである。
その中でも枝豆もぎの要となるのがこぎ刃と言われるもの。赤いドラムに複数くっついた白っぽい部品がそうである。
このこぎ刃は全部で26個ある。こんな感じで袋に雑然と入れられ納品された。まあ、そこは別に気にはしていないが。
一個一個はこんな感じ。シリコンで出来ていてフニャッとした感触である。
せいぜい1個あたり400~500円くらいかな、1,000円超えたら懐が痛いかなくらいの考えで、値段を聞かず注文した。値段がどうであれどうせ使うものだし。
勘のいい人はおわかりだろうが、このこぎ刃の値段はすごく高く(個人の感想)、自分の想像を遥かに超える1個2,370円(税抜き)もしたんです。開発者、メーカーには悪いが高すぎる。
なんだろう、この感覚は。
そういえば、20年以上前、スーパーで値段を見ないで買おうとしたザクロジュースがレジの段階で1,000円以上したことが分かり、慌てて返却したことがあった。
上手く説明できないが、たぶん低価格帯と信じ込んだモノで自分が思っていた4~5倍以上の値段だと芽生える感覚。
ま、どっちみち自分勝手な言い分で、ちゃんと値段を確認しておけば良かったという話だ。
しかし、こぎ刃26個で61,620円(税抜き)とは懐が超痛い。値段の予備知識があったならショックはなかったはず。
本当に考えもしなかった値段に度肝を抜かれてしまった。
セコイ話で申し訳ない。
追記
直接メーカーへこぎ刃1個あたりの値段を問い合わせしたところ、近くの販売取扱店を通して下さいという回答だった。そこは察して下さいという意味だと理解した。今度からちゃんと値段を確認しようと思った。
ちょっと早いけれど2020年のまとめ。
まず、米は前年より作付けが110アール減った。今年から全圃場を密苗仕様の田植機を導入し、播種量乾籾180g/1枚の中苗で10アールあたり平均15枚使用と前年比13枚減となった。これにより経費、労働力が減少した。
7月5日から中干しに入ったが長雨のため田んぼは乾かず。一転、出穂期以降の天気は晴れが多く高温で推移した。そのため積算温度による稲刈り適期は早まったが実際は登熟具合はそれほどでもなく、稲刈り開始は9月27日と前年より1日早まっただけであった。稲刈り期間は天候に恵まれ休むことなく終えられた。
今年も全量一等米、反収10.5俵と前年に比べて0.3俵減少した。作況指数104(やや良)だったが、網下が多かった。全国的に新型コロナウイルスの影響による外食産業の低迷、本年産の需要減が見込まれ、概算金は「まっしぐら」で1俵あたり11,400円と前年より1,100円安だった。
次に枝豆は前年と同面積で4品種を作付けした。お盆前の「味風香」を復活させた。ハト害対策として播種後に不織布をベタ掛けしたことが奏功し、ほとんど被害がなく発芽した。播種後から朝晩の低温が続き生育が遅れると思われたが、この不織布による保温効果もあって生育は平年並みだった。7月からの長雨で圃場に入れず中耕除草が上手くできなかった。適期の防除をして病虫害は皆無だった。
総収量4,242kg(+1,428kg)で当初目標4,000kgを達成。反収は530kg。A品率は53.3%(-24.4P)で早生種で低く晩生種で高かった。これは前半の長雨や後半の高温、台風が来なかったこと等々生育期の気象条件が大きく関係していると思われた。
今年はコロナ渦で外食控えもあり、特に夏場に需要のあった「湯あがり娘」が打撃を受けて1箱(3kg入り)で最安400円と前年より1,100円安く収益は93ポイント減少した。その後の「青森福丸」や「在来毛豆」は主に家庭用として需要があり、市場では終始高値で1箱(3kg入り)で2,110円~2,100円で推移したため、結果的に就農以来の最高収益を上げることが出来た。売上はこれまで最高収益を上げた前年に比べて17ポイント増加した。
総収益は米の作付面積が減ったことと概算金が安かったこともあり、枝豆の収益こそ増加したものの前年に比べて31ポイント減少した。
毎年の事であるが、今年も年明けから少雪に始まり、春先の低温、7月の長雨、8月以降の高温と天候に悩まされた年であった。それと新型コロナウイルスにより想定外の影響があり、あらためて農業を見つめ直すことができた1年であった。
今年の枝豆は総収量4,242kg(+1,428kg)で当初目標4,000kgを達成。
反収は530kgで枝豆部会基準の350kgを上回った。
内容はA品【3kg箱】753(-16)、A品【アイス1kg箱】2(+2)、A品【アイス2kg】0(-47)、A品【アイス1.2kg】0(-34)B品【2kg袋】535(+222)でA品率53.3%(-24.4P)だった。A品率は早生種で低く晩生種で高かった。これは前半の長雨や後半の高温、台風が来なかったこと等々生育期の気象条件が大きく関係していると思われ、例年とは反対の傾向を示した。※カッコ内は前年比
売上は前年比+117P、売上に占める経費割合は39.0%だった。
今年はコロナ渦で外食控えもあり、特に夏場に需要のあった湯あがり娘が打撃を受けて一時はどうなるかと心配したが、その後の青森福丸や在来毛豆は主に家庭用であるからなのか高需要で、また出荷量増に加えて市場では終始高値で推移したことで就農以来の最高収益を上げることが出来た。
A品3kg/1箱あたり
味風香 高値2,000円(-) 安値1,700円(-)
湯あがり娘 高値1,600円(±0円) 安値 400円(-1,100円)
青森福丸 高値2,110円(+10円) 安値2,100円(±0円)
在来毛豆 高値2,100円(+110円)安値2,100円(+600円)
※カッコ内は前年比、味風香は前年取扱なし
晴れのつがる市です。
今朝は愛犬の散歩に出掛けようといったん外に出たが、あまりに肌寒くて上着を取りに家に戻った。あっという間に秋も深まった感じ。そろそろ暖房器具を使えるように準備しないとね。
一昨日は稲刈り後のコンバインの清掃、洗浄、点検をした。
まずは背負い動散をブロワー代わりにコンバインに溜まったゴミなどを吹き飛ばす。それから足回りの泥を落とし全体を洗浄。そのあとは取扱説明書をみながら要所要所の点検をした。
コンバインの点検をしていると部品が無くなっているところを発見。無くなっていたのは選別部の動力を伝える揺動軸受けというところ。稲刈り最終日に異音がしていた原因はここだった。
その部品は黄〇内側に上下で挟むようになっていて、ちゃんと嵌まっていないと振動による劣化で薄くなり果ては割れてしまうらしい。R1-261はおじいちゃんなのでいろいろと故障が多くなるのでこまめな点検が必要。早速、無くなった部品を農機メーカーに注文した。
R1-261には、ぜひ来年も頑張って欲しい。
コンバインの清掃等も終わり、これで農閑期へ突入となるが、来年に向けて田んぼの改良や施設の見直し等々いろいろ考えているので、もしかしたら外作業をするかもしれない。
まずは無事に終わって良かった、良かった。
晴れのつがる市です。
まわりの田んぼでは稲刈りの終盤を迎えているが、ここにきて雨が降ったり止んだりと秋空の様相を呈している。そこはさすが大規模農家さん、慣れた調子で晴れ間を狙ってスイスイ刈り取って行く。本当に感心させられる。自分には無理な話だ。
で、我が家の枝豆は昨日で収穫を終えた。
最後の在来毛豆は日焼けが多くなってきたため中止したので2アールくらい残ってしまった。ちゃんと選別すれば出荷はできるが手間が掛かりすぎると両親からのクレーム。ま、JAの共同選果も我が家だけになってしまったし、1日に3~4ケース出荷だとJAでパートさんの人件費も出せないだろうから迷惑になるし。残った分は家庭用としてまだまだいけるので、お裾分け用と酒のつまみ用に手もぎしようかな。
今年は栽培の仕方を工夫してやったことで収量は良かったと思う。売り上げに関しては前半戦の湯あがり娘がまさかの赤字だったが、トータルすれば平年並みまで持って行けたかも知れない。これは青森福丸と在来毛豆の単価が昨年より1kgあたり100~200円高かったことが要因にある。
午後から作業場の片付けと脱莢機の洗浄をした。カバーを外して内部を掃除してから高圧洗浄機で入念に洗う。
シリコン製のこぎ刃の破損は4箇所。来年のために農機メーカーに注文した。こういった部品はメーカーから個人買いできると助かるんだが。
両親も脱莢機も8月から約2か月間、よく頑張ってくれた。
晴れのつがる市です。
昨日、今日で周りでは稲刈りが相当進み景色も様変わりした。
残すは大規模農家といったところか。
昨日は稲刈りが終わってから来年の米作のためサブソイラ(弾丸)を引いた。
目に見えての効果は分からないが、土中に空気を含ませて微生物の活動を促したり、生育期の水持ちを良くしたり、稲刈り時の水はけを良くしたり、高温による乳白米を減らしたり、様々な効果を狙ってやっている。
自分に出来ることをやってみよう精神で。
今年は土壌の乾きが今一つ。サブソイラを引くトラクターのホイールが空回りする場面も。
深さは45~50センチくらい。付属する弾丸で簡易暗渠が引かれている。
今日は引き続きサブソイラ引きと秋打ちをした。
こちらも水分が多いためロータリーに負荷が掛かり作業速度を上げられなかった。
遠くの方で藁焼きの煙が濛々と上がっていた。
稲刈り後の藁は田んぼに鋤き込むよう県から指導され近所でも定着しつつある。藁焼きが県条例で禁止されたことも大きい。ただ県条例には罰則がないため取り締まる側も消極的な感じがするし、米農家も罰則がないのを知ってか知らずか堂々とやっているところも散見される。
藁を鋤き込むことで田植えが上手く行かないとかガスが湧き生育に悪影響があるとかの意見もある。確かにそういう影響も少なからずあるのかも知れないが市民には関係のないことで到底納得はしない。ただの農家の身勝手にしか映らない。
9月27日から始めた稲刈りは昨日で終了した。
今年の稲刈りは天気に恵まれ、通年のアルバイトをしながらでも一人作業で1日4~5時間で60~70アール刈り取りでき、自分的によく頑張ったなと思う。
またコンバインR1-261も老体に鞭打ちながらノートラブルで350アールをこなしてくれた。すごく愛おしくなる。
一部倒伏したところもあったがR1-261はデバイダが付いていて難なく刈り取り出来た。
古いコンバインだがすごく頼りがいがある。
倒伏した稲は追い刈りといって稲が倒れた方向に刈り取るのが一般的である。ここの場合、通常の反時計回りではなく時計回り、いわゆる逆刈りとなるので、コンバインのクローラで稲を踏まないようにする。
で、今年のコメの量は刈り取った感じで平年並みかやや多めで、見た目は若干未熟米が目立つ程度。全量カントリー出荷なので品質等々は結果が来てみないと何ともわからない。
まずは無事に終了できて本当に良かった。
2020年ラストラン。
晴れのつがる市です。
周りでは稲刈りが始まったが週末の天気予報は雨。これから米農家にとっては天候にヤキモキする日々が続く。
我が家では今日から枝豆の収穫を再開した。品種は晩生種の在来毛豆。
これで今年の枝豆は最後となる。
10月5日くらいまでには終われるかな。
稲刈りもあるので何とも言えない。
今年は間違えて多肥となった。なので丈が長くツルボケしていて収穫しづらかった。
こうなると何につけても効率が悪く、枝豆の枝が長いため機械もぎも大変になる。
ま、全ては自分が蒔いた種だ。
頑張ってやるしかない。
1ヵ月前に収穫の終わった湯あがり娘の取りこぼし豆から本葉が展開していた。
なんと逞しいことか。
もぎ取り機のシリコン製の扱ぎ刃が千切れてしまった。
消耗品なのでしょうがないね。
替え刃がないので使用頻度の低い左側と交換。
今年はあと1品種で終わりなのでこのまま使うことにした。
今年の稲刈りのためにコンバインR1-261の刈刃を新調した。
ネットで他県の農機具店から購入。古いコンバインでも探せばあるもんだね。
昨年は稲刈り中に刈刃の故障があって部品取りのコンバインR1-241から移植した。
コンバインの刈刃交換(2019年10月1日)
ただ、あまり状態が良くなく切れ味が悪かった。
やはり切れ味が悪いと刈り取りスピードを上げられなかったりの不具合は出てくるから。
古い刈刃の状態。
元々交換するつもりでいたので整備しておらず錆が上がっている。
古い刈刃の取り外しはコンバイン刈り取り部両サイドの固定ボルト(各2個)を外すだけ。
これで簡単に取れる。
で、新しい刈刃の装着はその固定ボルトで止めるだけ。青色のところが刈刃の固定部分。
刈刃交換の所要時間は約10分。
刈刃は触っただけでスパッと切れるので、皮手袋をして防護することをオススメする。
エンジンオイル&エレメントも交換して稲刈りに向けて準備万端。
全農県本部は15日、青森市の県農協会館で非公開の県下組合長会議を開き、2020年産米を集荷した際に各農協が農家に仮払いする「生産者概算金」の参考となる目安額を示した。農協関係者らによると、「つがるロマン」(60キロ、JA1等米)は1万1600円、「まっしぐら」は1万1400円で、いずれも19年産の目安額より800円下げた。引き下げは14年産以来6年ぶり。「青天の霹靂(へきれき)」は19年産と同じ1万5600円だった。
(web東奥 2020年9月15日)
コロナ渦で全国的に概算金が引き下げられたが、ご多分に漏れず青森県産米も「青天の霹靂」を除いた2品種が800円下がった。我が家で作っている「まっしぐら」は業務用としての需要が大きかったので、今年のようなコロナ渦だと外食産業の低迷である程度の下げは予想していたことだが・・・。800円は痛いな。
追記
2019年の当JAの概算金は「まっしぐら」で他JAより300円高かったが、2020年の概算金はそのまま他JAに右ならえのため前年比1,100円安となった。組合長から2019年産米の追加払いの明言はない。コロナ渦とは言え大変な事態に陥ったものだと痛感。
今年は米といい枝豆といい、収入面で散々な年になりそう。収入保険発動は必至だ。
枝豆の収穫で毎回出る規格外。
特に機械もぎなので共選出荷にも流せないものが結構ある。
昨日収穫したコンテナ7個分から出た規格外は手籠8分目ほどで約3kg。
規格外は莢の筋が大きく裂けていたり変形しているもの。我が家では機械もぎをした枝豆は葉くずや虫食い莢を取り除いて、さらに選別係の母親がこういった規格外を弾いている。
こんなのが毎回手籠1~2杯あるが、いくら豆好きな人でもこれを毎日食べるのは大変というもの。手を変え品を変え食卓に上げているがそこは限界がある。(最近はオイスターソースやペペロンチーノなどの炒め物が多い。)
となれば、冬場の保存食でしょ!!
ということで我が家の使えそうな鍋を総動員してとりあえず約3kgを煮てみた。
煮た枝豆を今度はせっせとムキ豆にする。一人仕事で2時間くらい。
これでMサイズのジップロックの保存袋2個分。
頑張った割に少ないね。
今日で我が家の枝豆3番手青森福丸の収穫が終了した。
家族に感謝。ご苦労様。次もよろしく。
青森福丸は5月30日に1回目10アール播種、6月6日に2回目15アール播種。
収穫始め9月1日、収穫終わり9月14日(本日)。
出荷ケース数115個は個人的にやや満足している。
1回目は雑草に負けてダメダメだった。2回目は肥料もちょうどで多収だった。
市場の最終出荷数はまだ分からない。出荷伝票を見る限りA品出荷率は低かったかも。値段は今のところ2,000円/3㎏箱前後と平年並み。
前作の湯あがり娘の利益がまったく無かったので、この青森福丸が我が家の救世主となることを願っている。
最後の品種となる在来毛豆。
肥料計算失敗のため多肥でツルぼけしている。
収穫するとき大変だろうな。
枝の真ん中あたりの莢。膨らみは中程度。
下部の莢はまだまだペッタリしているので、全体の80%が膨らんだ状態のもぎ始めは1週間後くらいかな。
この品種の収穫時期は雨や台風が多く、これまで品質低下や市場の需要減が響き良い結果を残せていない。今年は十五夜(10月1日)商戦に期待している。
収穫は稲刈りと並行しながらになりそう。
なんとか頑張ってみる。
晴れのつがる市です。
ここ数日は気温が25℃を下回り、長袖でないと寒いくらい。この前までの暑さはなんだったんだろう。体調には気を付けたい。
そろそろ刈り取りを迎える田んぼ。
積算温度を見ると、9月15日から9月25日までが適期らしいが。
って、明日からじゃん。
しかし、田んぼに入ってみたがまだまだ早い感じ。予想では9月25日過ぎからかな。
ま、ほかの農家さんが刈り出せば一気にみんなが刈り始めるんだろうけど。
それは毎年のこと。焦らず行こう。
今朝の大雨で一部倒伏した田んぼ。
今年は特に基肥を多くした訳ではないが、ここの田んぼは春先に白砂を入れた水口側に倒伏が見られた。
稲刈りには影響がない程度。
こちらは同じ田んぼの北側。幅1.5メートル、奥行き100メートルで倒伏していた。
その田んぼの1枚挟んで南隣の田んぼは南側が幅2メートル、奥行100メートルで倒伏していた。
どちらも隣接する農家さんの田んぼから基肥が被さったためと思われる。あくまでも推定だが。
ま、大勢に影響はないので、やや多肥になった分、収量が上がれば良いなとポジティブに考えている。
「特A」獲得願い平川で「霹靂」稲刈り
青森県産ブランド米「青天の霹靂(へきれき)」の刈り取りが9日、県中南地域県民局管内の技術普及拠点圃(ほ)で始まった。デビューから6年目を迎え、農家は今年もコメ食味ランキング「特A」獲得を願って作業に励んだ。同県民局管内の水稲の刈り取り適期は霹靂をはじめ各銘柄で平年より5~7日早まっており、県民局は適期を逃さないよう呼び掛けている。
この日は同管内の拠点圃のうち、津軽みらい農協特A米プレミアム研究会会長の工藤憲男さん(68)=平川市=の、同市西野曽江(のぞえ)の田んぼで刈り取り作業が公開された。
まずまずの好天の下、工藤さんと長男の憲児さん(41)が交互にコンバインに乗り込み、40アールの1区画を50分ほどで刈り取った。憲男さんは取材に「高温が続いて心配だったが、生育量は結構良かった。新型コロナウイルスの影響で価格が心配」と語った。憲男さんたちは今年、霹靂を約10.5ヘクタール作付けしており、刈り取りは天候にもよるが20日前後に終える予定という。
同県民局農業普及振興室の齋藤力室長は「霹靂は県産米のエースなので、今年も特Aを取りたい。まっしぐら、つがるロマンも順次、適期になるので、計画的に刈り取りしてほしい」と話した。
(web東奥 2020年9月10日)
研修先の親方のところで青天霹靂の刈り取りがスタート。
それにしても親方のコンバインは迫力があってすごい!!
7月に申し込んだマイナポイント。
9月1日から登録事業者で利用した金額に応じて最大5,000ポイントがもらえるというもので、早速、マイナポイント登録したnanacoカードに20,000円をチャージしてみた。もう最初から5,000ポイント狙いで。
マイナポイント申し込み(2020年7月8日)
http://shiroken6818.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-81e2ae.html
20,000円をチャージしてすぐに5,000ポイントもらえると思ったが、それが反映されるまで2~3日掛かるそう。
ポイントの確認方法は登録事業者にもよるが、自分が登録したnanacoは会員メニューから確認できる。この確認方法を知ったのは今日のことで、その間は買い物の都度レシートを見てはまだポイントが入っていないと悶々としていた。
で、会員メニューから確認したらちゃんと5000ポイント入っていた。
嬉しいというか本当にもらえて安心したよ。
総務省マイナポイント事業
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/
このマイナンバー事業の利用者数を見るとあまり芳しくないみたいだ。4,000万人の利用を見込んでいたが8月末時点で467万人と1割強。自分はすでにe-Taxによる確定申告の際、必要に迫られてマイナンバーカードを作った口であるから乗らない手はなかったが、大方はポイントをもらうためだけにマイナンバーカードを作りたいと思わないのが実情か。
最大5000円還元「マイナポイント」がさっぱり話題にならない本当の原因(ヤフーニュース 2020年7月4日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4ea991ae2ef3dfa64f52c923b8a63807982c2d3
こういう見方もあるんだね。自分には難しすぎてチンプンカンプンだ。
晴れのつがる市です。
今朝は枝豆の最後の防除と青森福丸(2回目)の収穫作業をした。
暑くても晴れているだけで作業は捗るってもんです。
久しぶりに登場の田んぼ。
今年の稲刈り適期は高温続きで平年に比べて早まるそうだ。
こちらでは移植日が5月15日で稲刈り始めは9月15日らしい。
もう10日を切ってるじゃん。
最後の枝豆(在来毛豆)の収穫時期とかぶりそうだ。
午前7時ころ撮影。岩木山もくっきり映えている。
この前の大雨で近所では倒伏している田んぼも散見されたが、我が家の田んぼは大丈夫だった。
こちらも久しぶりに登場のスチューベン葡萄。
今年は気温が高いためなのか色付きはイマイチ。
特に西側の高いところは着色していない。
これから気温が下がったとしてちゃんと色付くのか心配だ。
一番大きい房は推定500~600グラム。
長男が仕立てた中の一つだが、よくぞここまで大きくなったもんだ。
この房を見て長男曰く「(ハタハタの)ブリコみたい。」とのこと。
そう言われるとこの粒の集合体がなんか気持ち悪く感じる。
大雨のつがる市です。
午前中は短時間に大雨が降り、一時大雨洪水警報が発令された。
昨日の猛暑といい、今日の大雨といい、この天気は何なんでしょう。
そんな大雨の中でも枝豆の収穫は続けている。
落ち込んでても仕方ないからね。
青森福丸(1回目)は雑草にやられ生育悪く、収穫に難儀している。
収穫なのか草刈りなのかようわからん。
あまりにも雨が強いためお昼で収穫中止。
もぎ取り作業が半屋外だからモロに雨の影響を受ける。
それでも午前だけでコンテナ8個。まあまあかな。
洗浄、乾燥して明日出荷する。
昨日、残った湯あがり娘(3回目)をトラクターで鋤き込んだ。
ロータリーに当たる枝豆の感触が何とも悲しかった。
お盆明けから始まった湯あがり娘の共選出荷が酷かった。
まったく値段が付かないまま終了。
A品(3kg箱)379個(+9個)
B品(2kg袋)161個(+45個)
総出荷量 1,459kg(+117kg)
収支合計 4,436円(-395,539円)
kg単価 3円(-295円)
※前年比
どうにもならないね。
例年の100分の1の入金伝票を見て頭がおかしくなりそうだった。
金額的に何百万、何千万ではないけれど。
せっかく作った枝豆だもの全量出荷したい気持ちはいっぱいあった。
しかし、まさかここまで酷いとは思ってもいなかった。
あんなにみんなで働いたのに馬鹿みたいだ。
傷口が小さいうちに出荷ストップなり何とか出来たはず。
でも出荷ストップ掛けた時には既に手遅れだった。
責任は自分にある。
まだ気持ちに折り合いは付いていないが、すでに次の青森福丸の出荷が始まっているし、早く諦めムードを払拭したいと思うが。
もうしばらく落ち込ませてくれ。
ごしょつがる農協、農業法人組織を設立へ
ごしょつがる農協(本店・青森県五所川原市)が、管内(同市とつがる市木造地区)の農業法人で構成する「担い手法人会」を設立する。農協を通さない独自の販売網を持つなど法人は農協と距離を置く傾向が強いが、両者が協力体制を築くことで、農協は法人からの農産物の集荷量増加、法人は経営、栽培ノウハウの強化につなげる。
9月2日に農協や管内の十数法人が参加して設立総会を開く見込み。県農協中央会や同農協によると、コメや果樹、野菜などの生産振興に向けた部会は各農協にあるが、農協が法人で構成する組織をつくるのは県内で初めてという。
県内では高齢化や後継者不足を背景に農地を手放す農家が増えており、農協への農産物の集荷が将来的に減少していくことが懸念される。このため、農協は、離農者の農地を引き受けている農業法人と協力体制を築き、集荷量を維持することが必要と判断した。
一方、法人にとっては農協から経営や栽培方法の支援を受けられるなどのメリットがあり、今後、担い手法人会が農協と法人の意見交換会を開く予定。新型コロナウイルスの感染拡大が収束すれば、県内外の農業施設の視察も検討する。
(2020年8月27日 Web東奥)
晴れのつがる市です。
連日の真夏日で熱中症に気を付けながら農作業をしている。
水分補給はスポーツドリンクだと糖分が多いので、麦茶と塩分入りタブレットを常用。
昨日の記事にも書いた通り、急きょ湯あがり娘の収穫が終わってしまったこともあり作業を前倒し。今回やったのは排水効果をねらったサブソイラ掛けで、特に水分過多を嫌う枝豆には有効である。
まず、その前に味風香のマルチを撤去。
こんな草ボーボーだと手作業でやるとしたら凄く大変。なのでサブソイラを活用し半ば強引にはがしてみた。マルチの裾が土中から出たらしめたもの、あとは手作業で片付けていく。
結局、最後は手作業になるが、土と汗にまみれて何とかやり切った。
久しぶりのトラクター作業は楽しかった。
エアコンをガンガン効かせているので、この暑さもなんのそのである。
収穫作業がなくなったことで、こういった作業もゆっくりまったり出来て、さらに気分転換にもなった。
今朝までは「最後まで収穫してやろう」と意気込んでいたのだが・・・
お昼にJAへ湯あがり娘の出荷に行った際、そのついでに昨日までの販売代金精算書を受け取り内訳を確認して驚いた。
振込金額がマイナスなんて初めての事だ。
JA担当から、枝豆の出荷時期や物の状態から今回は安いかもとは言われてはいたがここまでとは。
もうやる気スイッチがオフモード。
販売単価がいつもの3分の1で箱代にもならない。
こんなに残っちゃって枝豆に申し訳ない。
どうしようか。
両親は知り合いに配るみたいだがこの量だし限界はある。
コンテナ40~50個分はある。
しばらく様子を見てからトラクターで鋤こうか。
以前、TVニュースか何かでレタス農家が泣く泣くトラクターで鋤いているのを見たことがある。
まさか自分の身に起こるとは思わなかった。
市場出荷だから需要と供給を考えた栽培計画を立てれたら良かったのに。
晴れのつがる市です。
ここ最近、朝晩は肌寒くなってきたが、逆に日中はハンパなく暑い。
週末にかけて気温が上昇するらしいので、こまめに水分と塩分を摂って熱中症には気をつけたい。
湯あがり娘(2回目)も残すところあとわずか。
今日の午前中には終われそう。
ただ昨日あたりから枝豆の葉が黄変し始めた。ここは5月6日に播種しているが明らかに収穫遅れである。
莢の黄変も目立ってきた。
こうなると選別作業に時間を掛けて取り除かないといけない。
これがまた大変である。
今日の午後からは湯あがり娘(3回目)の収穫に入る。こちらは5月16日に播種しているが黄変は見られない。
JAでの湯あがり娘の荷受けは今月いっぱいがギリギリかな。
だいたい湯あがり娘の出荷ピークはお盆前後だから、いまだに出荷しているのは我が家くらいかな。
そもそも当地のメインは毛豆種で、すでにほかの農家さんは早生毛豆の青森福丸を出荷している。当然、市場での引き合いの強さは毛豆であり、湯あがり娘ではない。なんか肩身が狭い。
でも、せっかく作ったんだから出来るだけ収穫、出荷したい。
毎日、ずーっと枝豆もぎ。
もぎとり機の作業で体のあちこちが痛い。特に手指のこわばりは酷く物を握れないくらい。作業をしているうちに治ってしまうが朝方になるとしんどくなる。莢もぎは握力を使う作業だから長時間やるもんじゃないね。
で、お題の「作業効率化になるか」であるが、今週のみ母親と二人体制になることでどうにかして出荷量を増やせないかと考えてみた件。これまでの機械もぎプラス選別の一連の流れを敢えて機械もぎだけにしてみた。とは言え、選別しないと枝豆に葉くずが入ったままになるからピンポイントで母親と二人で午前と午後の1時間ずつ選別作業に充てることにした。
・8:00~9:00 選別(前日午後分)
・9:00~12:00 機械もぎ
・13:00~14:00 選別
・14:00~16:00 機械もぎ
これで母親の作業時間が少なくなった。自分は従来の機械もぎに少しだけ選別が加わっただけ。結果的に出荷量は増えなかったが母親の作業時間は減らすことが出来た。母親も高齢なのでこれで楽が出来ると思う。
今のところ湯あがり娘(2回目)の終盤といったところで、同(3回目)を入れるとあと4日ほどで収穫は終わる。次の青森福丸(1回目)の収穫まで5~7日くらい休めるかな。
曇りのつがる市です。
朝方に強い雨が降り、その後も降ったり止んだりのはっきりとしない一日。
何日かぶりで最高気温が30℃を下回り、心なしか涼しく感じた。
昨日から共選用の枝豆収穫が始まった。
思う存分もぎっ放し。
1日の目標はコンテナ15ケース。
刈り取った枝豆を作業場に運搬。
軽トラ1台でコンテナ7~8ケース分なので、1日2台分の刈り取りが必要となる。
畑の奥の方は運搬車が大活躍。
今年は楽できそう。
機械でもぎ取った枝豆は洗浄し、翌日の昼に出荷となる。
湯あがり娘は8月25日まで収穫予定。
体調に気を付けて頑張ります。
余談だが、お盆前の個選枝豆の入金があり、思いがけず高値で取引されたようで素直に嬉しかった。
夜中まで選別・箱詰めした甲斐があったね。